お亡くなりになったご家族のお車のどうされていますか?そのままだと後々困ったことになります。
ご家族や親族の方がお亡くなりになったとき、故人名義のお車はどうされていますか?
私が経験している限るそのままご遺族が乗っているケースが意外と多いです。その時は良いのでしょうが、いざ売却というときには困ることになります。
お車を相続する
それでは、お車を所有している家族や親族がお亡くなりになりご遺族や相続人はどうすれば良いのでしょうか
まずは、車検証を探してください。通常はお車のグローブボックスに収納されているのですが、もし、見つからない場合は車検証の再交付申請ができます。
次に相続されるお車の所有者変更ですが、100万円以上と100万円以下では集める必要書類が違います。
1)、車両が100万円以上の場合(必要書類)
①車検証
②お車を相続される方の印鑑証明(発行から3か月以内)
③お車を相続される方の委任状(実印押印)
④相続人全員の実印を押印した遺産分割協議書
⑤車庫証明書
⑥故人(亡くなられたお車の所有者)の戸籍謄本(除籍謄本)
⑦故人とお車を相続される方の関係を証明する謄本(改正原戸籍)
2)、車両が100万円以下の場合(必要書類)
上記の書類の④が必要なくなり、代わりに遺産分割申立書が必要になります。遺産分割申立書になると相続人全員の実印が必要なくなり書類が簡素化されます。
しかし、県税事務所等で相続車両の評価額証明が必要になります。
上記の書類をすべて揃えて、運輸支局で所有者名義変更を行います。